일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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がくせいものがたり

楽聖物語

野村 あらえびす

野村 あらえびす의 楽聖物語(がくせいものがたり)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 193,667자 · 381화면

아오조라 문고

一生独身で通したヘンデル、激情家で皮肉屋で大食で疳癪持ちで、そのくせ、悲しいアリアを涙を流しながら書いたヘンデルは、破産の直後でさえも慈善事業に背を見せるようなことをしなかった。

ヘンデルの性格は、我らに最も訴える人間的な弱さと強さを持っている。彼が激怒すると管弦団の全楽員は震え上った。宮廷の女官達さえ叱り飛ばして憚らなかった。が、その一面、諧謔に富んだ話術家で、戦闘的で情熱家で、ボーイが朝のコーヒーを持って行くと、徹夜のランプの下に、涙しながら作曲しているのを見ることさえあった。

「救世主」がロンドンで成功するまでには、なお数年の歳月を必要とした。彼が二度目の破産と敵の反撃のために、虚脱に陥って、八か月の静養をしたのは六十歳になってからのことである。チャールズ・エドワードの反乱で、国家的な事変がたまたまヘンデルを救って、二つの愛国的オラトリオを作らせ、人気の絶頂に押し上げられなかったならば、ヘンデルは本当にこの時死んでいたのかも知れない。

三十五年間にわたる長い長い苦闘の後、ヘンデルはついに勝った。その後の数作が光明と勝利に輝やくのも無理はない。