일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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がくせいものがたり

楽聖物語

野村 あらえびす

野村 あらえびす의 楽聖物語(がくせいものがたり)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 193,667자 · 381화면

아오조라 문고

一八七六年には有名な「スラヴ行進曲」を書き、翌七七年には畢生の傑作歌劇「エウゲニ・オニエギン」を完成した。この歌劇が実演された暁、ロシア最大の、そして最も人気のある歌劇だと解って、「一番驚いたのはチャイコフスキー自身であった」と言われている。この歌劇は、ロマンティックで旋律が豊富で、少し甘美で、当時の好みに投ずるためにはまことに満点的であったと言ってよい。

チャイコフスキーに突如として不幸の訪ずれたのは、一八七七年の初夏であった。それは友人全部に秘密にして行われた結婚で、その結婚の不幸におわった一例として、最も親しかった友人カシュキンでさえ、チャイコフスキー夫妻が揃っているのを見たのは、たった一回だけであったと言っているほどである。

チャイコフスキーの結婚は、恐るべき不幸な破綻におわった。彼はますます無口になり、憂鬱になり、その生活の重荷を振り払うために、霜の深い晩、川に漬って自殺を企てたこともあった。

弟の介抱と保養の後に、チャイコフスキーは不思議に明るい「第四交響曲」を書き、「イタリー狂想曲」を書き、「第二ピアノ協奏曲」を書いた。わけてもナポレオンのモスコー侵入を描いた「序曲一八一二年」