후리가나로 읽는 일본 고전
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がくせいものがたり
楽聖物語
野村 あらえびす
野村 あらえびす의 楽聖物語(がくせいものがたり)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 193,667자 · 381화면
ハイドンはオクスフォード大学から贈られた博士号のお礼に、「オクスフォード交響曲」を作って指揮したりした。
翌年ハイドンは栄誉と名声とを担ってウィーンの新居に帰ったが、イギリスでつけた箔がウィーンにまで重大な影響を及ぼし、ウィーンの人達はこの時あわてて、「我らの大作曲家のロンドンで作曲した交響曲を聴こう」とひしめいた。
一七九四年、六十三歳のハイドンは再びロンドンを訪ねた。エステルハツィの地方的存在にしかすぎなかったハイドンは、今は世界的の名声と人気を背負って、颯爽として舞台に立ったのである。そこで六つの交響曲が作曲され、「軍隊交響曲」その他が指揮された。
ハイドンがサロモンの望みによって作曲した「サロモン・セット」一連の交響曲には、非常な傑作があり、老来益々旺んなハイドンの、全才能の大燃焼とも言うべき感がある。わけてもサロモン・セット三番目の「ト長調の交響曲」は一に「驚愕交響曲」とも呼ばれ、ハイドンの無邪気な逸話を伝えている。
当時の演奏会のプログラムは、今日のそれに幾倍する恐ろしいもので、貴顕淑女達が、曲の半ばについうつらうつらと居睡りすることが普通であった。