후리가나로 읽는 일본 고전
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つたかずらきそのかけはし
蔦葛木曽棧
国枝 史郎
国枝 史郎의 蔦葛木曽棧(つたかずらきそのかけはし)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 335,908자 · 669화면
そうして其奴に案内させ、二人の居所を探すのが何よりの近道というものじゃ」――オースチン師はこう云ってどこか自信のありそうにその白髯を撫したのである。
「何よりの良計とは存じまするが、どうして敵の侍を味方に付けることが出来ましょうか?」
「さよう、それが困難じゃの。ただし愚僧に一策がござる。それは奇道を用うることじゃ」――こう云うとオースチン師は立ち上がり、隣りの室へ行ったかと思うと色々の機械を取り出して来た。
「これが奇道の守り本尊じゃ。どれ組み立てるとしようかの」
管や板や箱や布片を手際よくいちいち取り上げては、あるいは捻りあるいは延ばしパチパチパチパチと音を立てて一つ一つ組み立てて行く中、不思議な箱が成り立った。長方形の一方に木管が一本飛び出していてピカピカ光る物が篏めてある。「これはガラスというものじゃ。これを作るには苦心した。石英がこの辺には少いからの、それでも私はこのガラスをここの工場で作ったのじゃ。私は大砲を作ると云っては他の物ばかりを造ったのじゃ。敵を欺き恐れしめる小さな色々の武器のようなものをな」
老師は不意に数馬を見た。「ところで時刻は何時であろうの?」