후리가나로 읽는 일본 고전
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つたかずらきそのかけはし
蔦葛木曽棧
国枝 史郎
国枝 史郎의 蔦葛木曽棧(つたかずらきそのかけはし)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 335,908자 · 669화면
「ご老師」と五右衛門は図太い声で、「鬼王丸をはじめとし貴僧に対して一方ならざる無礼を働きました五人の者を召し連れましてござりますれば、なにとぞご老師お手ずからご成敗なされてくださいますよう。御嶽冠者の使者として、五右衛門罷り越してござります」
「さようでござるか、大儀でござった」
オースチン師は頷いたが、
「悪虐無道の五人の者手ずから成敗致すでござろう。数馬殿、太刀を借りますぞ」
ズイとばかりに立ち上がった。つと部屋から廊下へ出る。
「鬼王丸」
と呼びかけぐいと太刀を突き出した。英雄僧の真面目が奕々として光を放ち、五右衛門はもちろん座にある者一度にハッと威厳に打たれて息を深く呑んだほどであった。
切られた首が舞い上がる
「人盛んなれば天に勝ち天定まって人に勝つ、汝の罪悪ここに極まり身首所を異にせんとしている。人のまさに死なんとするやその云うところよしと云う。この期に及んで申すことあらば、いざ速かに申すがよい」
老師はあたかも訓すように、またその改心を願うかのように相手の表情に気を配りながら、凛々たる声でこう云った。
しかしあくまで兇猛残虐、獣に近い鬼王丸は、謝罪の言葉を吐かないばかりか、かえって冷やかに嘲笑った。