일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

ja-reading.com

후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

つたかずらきそのかけはし

蔦葛木曽棧

国枝 史郎

国枝 史郎의 蔦葛木曽棧(つたかずらきそのかけはし)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 335,908자 · 669화면

아오조라 문고

で、彼女は厭になるまで、ここにいようと決心した。そうして倶係震卦教を、こういう境地で修行することも、彼女には一つの楽しみであった。

一人の乙女は水泡といい、もう一人の乙女は水藻と云った。彼女らは珍らしい双生児であった。そうして彼女らは先祖代々、ここの神殿の祭司たるべく、運命づけられている人達であった。そうして神殿のご本体は、神代から伝わった二つの玉で、すなわち勾玉と管玉とであった。

そうしてここ一帯は「双玉の原」と呼ばれていた。そうして湖水の名は「双玉湖」であった。

「双玉の原」はいつも平和で、不断に霊気が漂っていた。しかし、一歩この境地から出ると、魑魅魍魎が横行濶歩し、危険この上もない蛮地であった。すなわち例の「腐木の谷」には「洞の国」が建てられてあり、神代時代に「土蜘蛛」と呼ばれた、不具醜悪な土人どもが、群をなして住んでいた。しかしこれらはまだよい方で、「双玉の原」の北外れ、深い深い谷の底……「腐木の谷」よりもさらに深い、「黄泉の岩根」と呼ばれる谷には、半分獣半分人間の「獣人」どもが住んでいて、あらゆる邪悪の振る舞いをし、禍日の製造にいそしんでいた。