일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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つたかずらきそのかけはし

蔦葛木曽棧

国枝 史郎

国枝 史郎의 蔦葛木曽棧(つたかずらきそのかけはし)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 335,908자 · 669화면

아오조라 문고

水藻は嬉しそうに一礼したが、「お願い致したくは存じますが、あの頑固な岩石人ども、素直に返してくれましょうかしら」

「大丈夫でござる、お任せなされ」

自信を持って米主は云った。

「智恵の浅い岩石人ども、誑して取り返してお目にかけましょう。腐木の谷までご案内ください」

「いと易いことでございます」

二人の巫女は米主を導き、腐木の谷の方へ下りて行った。

滝のかかっている断崖を下り、間もなく三人は谷へ下りた。

「真向かいに見える雑木山、あの中腹に洞の国が、出来ているのでございます」

指を指しながら水泡が云った。

「では雑木山へ上りましょう」

「でも足弱の妾達には、上って行くことは出来ません」

「いかさまこれはごもっとも、では私だけ行くことにしましょう」

「それでは妾達はここに立って、岩石人達を呼びましょう。毎日の日課でございますから。そうすると小憎らしい岩石人達は、雑木で蔽うた洞の口を、ノロノロ開けるのでございます。そうして妾達を嘲笑すのです。で、今日も開けましょう。その時おはいりなさりませ」

「これは名案、そうしましょう」

で米主は上がって行った。

上り難い山ではあったけれど、苦心して米主は中腹まで上がった。