일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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ずいひつ みやもとむさし

随筆 宮本武蔵

吉川 英治

吉川 英治의 随筆 宮本武蔵(ずいひつ みやもとむさし)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 141,786자 · 278화면

아오조라 문고

吉岡家にはまた、前の吉岡と後の吉岡との二軒あったという説もある、これは水南老人楠正位という人のいっていることだ。そのせいか、この家系も、吉岡憲法の事蹟も甚だややこしくて、年表と照合しないと、何が何だかわからないような話が多い。

憲法という名も、書物によっては、拳法とも書いてある。新聞小説のうえでは、どうも憲法という文字が、現代人には、政治上の同字にひびいておかしいから、僕は拳法のほうを用いている。けれど、拳法もまた、ほかの字義に通じるから変に気がさすとこれもおかしくないことはない、どうも困った名だ。

どっちがほんとかというと、憲法のほうらしい。それも憲法を憲法と訓ませるのでなくて、憲法斎という号じゃないかしら。政治語の憲法を聯想すると妙に人間ばなれがしてしまうが、聖徳太子の御起草に用いられた憲法十七条の憲法は、群臣への訓示的な御用語で、いわゆる今日の憲法とは大いに意義がちがっている。それに昔の慣用語では、

「物事をすべ能くする事」

ということを憲法といい、また如法ともいったそうであると。元弘年間の北条与党の僧兵のうちには、笹目憲法と名乗った坊主もある。