후리가나로 읽는 일본 고전
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くいどうらく
食道楽
村井 弦斎
村井 弦斎의 食道楽(くいどうらく)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 160,757자 · 321화면
君の方の都合はどうだね」と今では先方の話が先へ進んでいる。大原も嬉しさに堪えず「僕の方も両親へ通知して国から呼びたいと思っているが、ちょいと其処に次第があってまだ委しく通知せん。いずれ二、三日の内に委しい手紙を出してなるべくは此方にも両親に立会ってもらいたい」主人「それがいいさ。人倫の大礼だからなるべく厳格に式を行わねばならん。就ては君も下宿屋で婚礼する訳であるまいから何処へか家を借りなければなるまい。モーそんな準備が出来ているかね」大原「イヤまだ一向ない。僕はこんな事に慣れんからどうしていいか訳が分らん」主人「そうだろう。それに就ては離れた処へ住むより近い処の方が便利だからこの近所へ相当な家を捜した方がいい。僕らも心掛けておくが君も心当りを尋ね給え」大原「毎日捜しに歩こう」主人「それからね、家を持つと第一に入用なのは勝手道具だ。お登和が台所を預かると色々風変りな勝手道具も要るからその方はお登和の嫁入支度として僕が買調えておこう」大原「ありがたい、どうぞそう願いたい。勝手道具位は孰方になっても構わんけれども僕は様子を知らんからね」とこの一言は主人の耳に障りけん、きっと眼を開張き「オイ大原君、勝手道具位といって軽蔑しては困るぜ。