후리가나로 읽는 일본 고전
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くいどうらく
食道楽
村井 弦斎
村井 弦斎의 食道楽(くいどうらく)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 160,757자 · 321화면
今まで僕らが東京で上等の椎茸と思っていた笠の大きな色の薄赤いのは最下等の種類だね。最上等のはここへ持って来た寒子の蝶花形といって肉の厚い笠の小さいのだ。この上等品は秋から冬にかけて発生するのだが悉く横浜へ出して支那へ輸出してしまう。伊豆一国から毎年二十万円位の椎茸を輸出するそうだ。春子というのは沢山発生して価も廉い。それが向うでは東京廻しといって最下等品だ。その代り春子の出盛りは一升五、六銭で買えるようになる。寒子は一升四十銭位だ。しかるに乾した椎茸を目方にかけてみると寒子の一升と春子の六、七升と同じだから正味の直段は違わない。見給え、これが寒子の生椎茸だ。肉が厚くって表に蝶花形が現われているだろう。松茸と同じように開かないのが上等だ。これを料理して食べると実に美味いぜ。それから天城山の山葵も買って来た。山葵は天城が第一等だね。天城の山葵は卸したものを醤油へ入れても粘着力が強くって容易に散らない。箱根の山葵は直ぐに散る。同じ山葵でもそういう違いがあるそうだ。修善寺から熱海へ出て名物のポンスを買って小田原と大磯へ寄って来たが小田原の梅干も三樽買って来た。