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「やまとみんぞく」とはなんぞや
先住民と差別 喜田貞吉歴史民俗学傑作選
喜田 貞吉
喜田貞吉『先住民と差別 喜田貞吉歴史民俗学傑作選』。同一底本的分册已合并为一书。收入:「日本民族」とは何ぞや、「ケット」と「マット」、奥羽地方のシシ踊りと鹿供養、火葬と大蔵、くぐつ名義考、国栖の名義、国号の由来、時勢と道徳観念、周防石城山神籠石探検記、炭焼長者譚、長吏名称考、憑き物系統に関する民族的研究、手長と足長、道鏡皇胤論について、間人考、人身御供と人柱、法隆寺再建非再建論の回顧、本州における蝦夷の末路、オシラ神に関する二三の臆説、サンカ者名義考。
N2 · 挑战 · 新字新假名 · 195,063 字 · 389 页
など見えている。また枕草子にも、「過ぎにし方恋しきもの」という中に、「ひいな遊びの調度」ということを数えて、清少納言が少女時代の遊戯を回想している。ここに「ひいな」とは、一つに「ひひな」ともあって、畢竟「ひな」の延音と思われる。そしてそのひいな遊びとは、今も少女らが首人形などに着物を着せて、おもちゃの食器などを並べてままごと遊びをするようなものであったに相違ない。後世では雛祭などと事々しいものになり、時期も三月三日の節句というようにきまったけれども、当初はもちろん祭ではなく、また時期も定まらずまったく少女たちのひいな遊び、すなわち雛遊びであるに過ぎなかったのである。
そこで思い合わされることは、オシラ神についても特にオシラ遊びの語が呼ばれ、若い娘達によって御馳走が供せられるということである。首人形ともいうべき一本の木や竹の偶像に、新しい衣服を着せ、御馳走を供して遊びをする。
そしてその名称までがオシラすなわちオヒナと呼ばれていることにおいて、その「オシラ遊び」と「お雛遊び」との間に、切っても切れぬ因縁の糸の通じていることを何人が否定しえよう。オシラすなわちオヒナは、その実「お雛」