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ちょうにんげんエックスごう
超人間X号
海野 十三
「冒険クラブ」1948(昭和23)年8月~1949(昭和24)年5月号、「超人間X号」光文社、1949(昭和24)年12月刊行の上記単行本で完結
N2 · 挑战 · 新字新假名 · 89,025 字 · 178 页
からだの大きさも、ずっと大きかった。顔は同じような機械的な円い同じ目鼻をつけた顔であったが、博士の作った機械人間は、滑稽でとぼけた童子のような顔つきをしていた。だから村人たちから親しみの目で見られた。
こうして道路ができあがると、こんどは土地の人のために、すばらしい家を建ててあたえた。
地上は五階もあり、地階が三階あるのが普通であった。耐火耐震の構造を持っているばかりか、冬季には寒がらないで住んでいられ、家の中は春秋と同じようにらくに仕事や生活ができるように、べんりで能率のいい暖房装置が建物についていた。
農民たちや炭焼きや猟師たちが喜んだことは、いうまでもない。
この大建築事業も、たくさんの機械人間が使われ、博士はいつも指揮をとっていた。
その次には耕地整理が行われた。それと同時に、すべての農具も農業も、機械化された。つまり、耕地は一度みんな一つにして考え、次にそれを機械農具で耕作するのにつごういいように再分割された。だから、まがった畦を持った耕地はなくなり、また妙な複雑な形をした耕地もなくなった。
だから耕作は二重三重にらくになり、収穫は桁ちがいに増大した。