輕鬆讀懂日語經典作品
ja-reading.com
輕鬆讀懂日語,輕鬆閱讀日語。線上閱讀日語經典作品。支援在閱讀過程中顯示假名、查詢生詞、翻譯句子。
はいいろのきょじん
灰色の巨人/魔法博士
江戸川 乱歩
線上閱讀江戸川 乱歩《灰色の巨人/魔法博士(はいいろのきょじん)》,假名注音日語閱讀。JLPT N3,點詞查義。
N3 · 進階 · 新字新假名 · 156,085 字 · 312 頁
少年探偵団員もそのあとについて、ひきあげたのですが、そのみちで、園井正一少年は小林団長に話しかけました。
「ねえ、小林さん、あの女の人、どこへかくれたんだろう。まるで魔法つかいみたいだね。」
「うん、ふしぎだねえ。しかし、きっとあの神社の中の、どこかにかくれているんだよ。明智先生ならさがしだせるんだがなあ。」
「先生はどこにいるんだろう。」
「サーカスの中だよ。」
「どうして神社へ、こなかったんだろう。」
「サーカスの中に犯人がいるからさ。」
「えっ、犯人が?」
「あの一寸法師と大男さ。ほんとうの犯人はあのふたりかもしれないよ。だから、先生は、ふたりのやつを見はっていらっしゃるのだよ。」
「ああ、そうか……。だが、ねえ、小林さん、ゾウはどうしたんだろうね。ぼく心配だよ。町の人が、はなでまきあげられたり、キバで、きずつけられたり、あの大きな足で、ふんづけられたりしているんじゃないかしら。」
「いまじぶんは、大さわぎをやってるよ。中村警部さんに聞いたらね、警察と消防署から、おおぜいの人が、ゾウをつかまえるために出動しているんだって、町の中のゾウ狩りだよ。」
「ピストルでうつのかしら。