Japanische Klassiker mit Furigana
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パンドラのはこ
パンドラの匣
Lesen Sie パンドラの匣 (パンドラのはこ) von Dazai Osamu (太宰 治) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 192.644 Zeichen · 386 Bildschirme
でも、姉さんがこれを見たら、笑うだろうな。
この、お別れの言葉を、姉さんに直接言ってあげるほどの勇気が僕に無いのは、腑甲斐なく、悲しい事だ。
あすは月曜日。ブラック・デー。もう寝よう。神様。僕を忘れないで下さい。
四月十九日。月曜日。
だいたい晴れ。きょうは、実に不愉快だった。もう、蹴球部を脱退しようと思った。脱退しないまでも、もう、スポーツがいやになった。これからは、いい加減に附き合ってやるんだ。きゃつらが、いい加減なのだから、仕様が無い。きょう、キャプテンの梶を、一発なぐってやった。梶は卑猥だ。
きょう放課後、部員が全部グランドにあつまって、今学年最初の練習を開始した。去年のチイムに較べて、ことしのチイムは、その気魄に於ても、技術に於ても、がた落ちだ。これでは、今学期中に、よそと試合できるようになるかどうか、疑問である。ただ、メンバーがそろったというだけで、少しもチイムワアクがとれていない。キャプテンがいけないんだ。梶には、キャプテンの資格が無いんだ。ことし卒業の筈だったのに、落第したから、としの功でキャプテンになったのだ。チイムを統率するには、凄いキックよりも、人格の力が必要なのだ。