Japanische Klassiker mit Furigana
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いっきゅうさん
一休さん
五十公野 清一
Lesen Sie 一休さん (いっきゅうさん) von 五十公野 清一 (いずみのせいいち) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N5. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N5 · Einstieg · moderne Kanji und Kana · 40.517 Zeichen · 82 Bildschirme
「うまいなア。」
一休さんが おもわず にっこりした ときです。がたがたと おもてに ひとの あしおとがして、おしょうさまたちが かえってきました。
「あっ、たいへんだ。」
一休さんは あわてて おもちを のみくだそうとします。が、あんまり たくさん、いっぺんに おもちを くちの なかに いれたので、なかなか のみくだすことが できません。
一休さんが 目を しろくろ させて いると、さきに きた あにでしが、
「しゅうけん、また いたずらを したな。おしょうさまに みつかると 大めだまだぞ。」
と、一休さんの せなかを たたいてやりました。
「うわあ、くるしい。」
一休さんが やっと おもちを のみくだした ときでした。あとから はいってきた おしょうさまは この ようすを みて くすくす わらいながら、一休さんの まえに、かけた かがみもちを だして、
「しゅうけん、しゅうけん、十五やの 月は まんまるなのに これは どうしたことだ。」
と、なぞを かけました。
すると 一休さんは、にこりとして、
「くもに かくれて ここに はんぶん。」
と、こたえながら じぶんの はらを ゆびさしました。