Japanische Klassiker mit Furigana
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いっきゅうさん
一休さん
五十公野 清一
Lesen Sie 一休さん (いっきゅうさん) von 五十公野 清一 (いずみのせいいち) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N5. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N5 · Einstieg · moderne Kanji und Kana · 40.517 Zeichen · 82 Bildschirme
この はし わたるな
」
じくさいさんは そう いうと、ちらと 一休さんを からかうような わらいを みせて、おくに いこうとしました。
すると 一休さんは、なにを おもったか、ちょこちょこと じくさいさんに さきまわりして、ほんどうから たいこの ぱちを もって くると、いきなり じくさいさんの はげあたまを ぽかぽかと たたきました。
「これ、なにを する、小ぞうさん。」
じくさいさんは、一休さんを にらみつけて おこりました。が、一休さんは すましたもので、
「じくさいさんは、たいこの ように おくに とおると いったでは ありませんか。たいこと おなじなら いくら たたかれても、もんくは ないでしょう。」
と、いって、また ポカリ。
「まいった。」
すると じくさいさんは きゅうに あともどりすると、ぬいであった げたを つかんで、はだしで にげていきました。
「うまい、うまい、しゅうけん――ああ、むねが すーッと した。」
あにでしたちは 手を たたいて 大よろこびです。
この はし わたるな
つぎの 日、じくさいさんの おつかいが おしょうさまに てがみを もって きました。