Japanisch lesen

Japanische Klassiker mit Furigana

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いっきゅうさん

一休さん

五十公野 清一

Lesen Sie 一休さん (いっきゅうさん) von 五十公野 清一 (いずみのせいいち) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N5. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N5 · Einstieg · moderne Kanji und Kana · 40.517 Zeichen · 82 Bildschirme

Aozora Bunko

先生と父兄の皆さまへ

私たちが、子供のころから、親しみなれてきた一休さんは、紫野大徳寺、四十七代目の住職として、天下にその智識高徳をうたわれた人でした。

一休さんは、応永元年一月一日、将軍義満が、その子義持に職をゆずった年、南朝の後小松天皇を父とし、伊予局を母として生れました。

しかし、一休さんを生んだ伊予局は、后宮の嫉妬のため、身に危険がせまったので、自分から皇居をのがれることになりました。つまり、一休さんは、日かげの身となったわけで、そんなことから、大徳寺の華叟禅師のもとに弟子入りし、仏門の人となったわけです。

乳母の玉江は、これも、高橋三位満実卿の妹で、りっぱな婦人でした。

一休さんは、幼時から、目から鼻に抜けるような、りこうな子供でしたが、そのりこうさが、仏門に入ってみがきをかけられ、後世にのこるような英僧にとなったわけでしょう。一休さんの頓智というものは、まるで、とぎすました刄のような、鋭さで、もし、一休さんが、仏門に入って徳をみがいたのでなければ、大分危険なようにさえおもわれるところもあるくらいです。

しかし、ここでは、一休さんの頓智を、こどもたちにもおもしろくて、ためになる、ということにおきかえて書きました。