Japanische Klassiker mit Furigana
ja-reading.com
Lesen Sie japanische Klassiker online mit Furigana. Filtern Sie nach JLPT-Niveau, tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung und übersetzen Sie einen Satz.
いっきゅうさん
一休さん
五十公野 清一
Lesen Sie 一休さん (いっきゅうさん) von 五十公野 清一 (いずみのせいいち) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N5. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N5 · Einstieg · moderne Kanji und Kana · 40.517 Zeichen · 82 Bildschirme
父は てんのう
」
「ふうーん。」
と、千菊丸は いかにも ふしぎそうです。
「こじきにも お母さまが あるの、ばあや。」
「はい。こじきにも お母さまが いますよ、千菊さま。」
「ふしぎだ なあ。」
千菊丸は かわいい くびを かしげて、しばらく じっとして いましたが、
「あんな きたない こじきにも お母さまが あるのに、千菊に どうして お母さまが ないのだろう。ばあや、どうして 千菊には お母さまが ないの。」
と、ばあやの 手を ぎゅっと にぎりしめて いいました。
「ええ、千菊さまには……千菊さまには……。」
うばは、はたと こたえに つまって しまいました。
と いうのは、つぎの ような ふかい わけが あるからでした。
父は てんのう
一休さんの うまれたのは おうえい元ねん、いまから ざっと 五百六十年ばかり まえの ことです。
お父さまは ごこまつてんのうで、お母さまは いよのつぼね と いいました。
ほんとうならば 一休さんも てんのうの おうじさまとして、きゅうていで そだてられる はずでしたが、お母さまが、わるものの ざんげんで てんのうの おそばに いられなくなったので、一休さんも お母さまとも わかれて 京のみやこの かたほとりに、うばと ふたりで すむことに なったのです。