Japanische Klassiker mit Furigana
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いっきゅうさん
一休さん
五十公野 清一
Lesen Sie 一休さん (いっきゅうさん) von 五十公野 清一 (いずみのせいいち) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N5. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N5 · Einstieg · moderne Kanji und Kana · 40.517 Zeichen · 82 Bildschirme
もし、しゅうけんさんが わたしの なんもんに こたえられなかったら、今日の ごちそうは おあずけにします。」
と、いじの わるいことを いいだしました。
一休さんは くやしそうに じろりと じくさいさんの かおを にらみつけましたが、ぐっと がまんして、
「さっきの かたきうちですか。だめですよ じくさいさん、おやめに なった ほうが よいでしょう。」
やせがまんを いいます。
「なあに、こんどこそ しゅうけんさんを ぎゅう というめに あわしますよ。」
じくさいさんは、そう いって おいて、
「しゅうけんさん、したから うえに さがるものは なあに……。」
と、いって、
「さあ、しゅうけんさん、ごちそうばかり ながめて いないで はやく こたえて ください。」
「ははあ、そんなこと わけも ありません。」
一休さんは にこりと して、すらすらと、つぎの ような うたを よみました。
ふじだなの みずに うつりし ふじの はな
したより うえに さがるなりけり
「はい どうです、じくさいさん。では、いただきますよ。」
一休さんは うたいおわると さっそく ごちそうを ぱくつきました。