Japanische Klassiker mit Furigana
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いっきゅうさん
一休さん
五十公野 清一
Lesen Sie 一休さん (いっきゅうさん) von 五十公野 清一 (いずみのせいいち) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N5. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N5 · Einstieg · moderne Kanji und Kana · 40.517 Zeichen · 82 Bildschirme
」と、よびました。
「はい、なんで ございますか。」
一休さんが おしょうさまの まえに くると、おしょうさまは、
「しゅうけん、いま おまえは なにで おとうみょうを けした?」と、ききました。
「はい、口で ふきけしました。」
「それは、いけません。口は いろいろな ものを たべるところです。口の なかは きたなく なっています。その口で、おとうみょうを ふきけしては、ほとけの ばちが あたります。おまえも もう、まるまるの 子どもでは、ありません。そのくらいの ことは おぼえて おきなさい。」
「…………」
はい、と こたえるかと おもいのほか、一休さんは いかにも わからない という かおつきで、
「では、おしょうさま、おきょうも 口で よんでは なりませぬか?」
「なぜじゃ。」
「ただいまの おはなしですと、口は きたないから おとうみょうを ふきけしては いけないと おっしゃいましたが、その きたない 口で、とうとい おきょうを よんでは、なおさら ほとけの ばちが あたりは しないか、と しんぱいです。」
「うむ、なるほど……。」
おしょうさまも、これには へんじの しようが ありません。