Japanische Klassiker mit Furigana
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いっきゅうさん
一休さん
五十公野 清一
Lesen Sie 一休さん (いっきゅうさん) von 五十公野 清一 (いずみのせいいち) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N5. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N5 · Einstieg · moderne Kanji und Kana · 40.517 Zeichen · 82 Bildschirme
」
「ほう、それでよい。それが おまえに、ほんとうに できるか?」
「はい、できます。できる ように しゅぎょう いたします。」
「そうだ。こちらが ただしいのに、つばや たんを はきかける ような やつは、いわば、ハエみたいなものじゃ。にんげんでは ない。そんな やつを あいてに けんか こうろん すれば、こちらが ばかに なる。」
「はい。」
「では、あいてが ぽかりと あたまを なぐって きたら、どうする。」
「がまん します。」
「いや、ただ がまんする だけでは いけない。そんな やつには、いくらでも なぐらせて やるがいい。わけの わからん やつがなぐった ときは、じぶんの あたまを あたまと おもうな。石だと おもえ。」
「石だと おもうのですか?」
一休さんは、にがい くすりを のんだような かおをしました。
「そうじゃ。わしの あたまは 石じゃ。おまえの 手は さぞ いたかったろうと あいてを ながめ、あいてを あわれんで やるのじゃ。」
「はい。」
こんどの さいごんじの おしょうさまは、こんなふうに てっていした こころを もっており、そのころ がくもんも おこないも、天下一だと いわれていた えらい ぼうさんでした。