Japanische Klassiker mit Furigana
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いっきゅうさん
一休さん
五十公野 清一
Lesen Sie 一休さん (いっきゅうさん) von 五十公野 清一 (いずみのせいいち) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N5. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N5 · Einstieg · moderne Kanji und Kana · 40.517 Zeichen · 82 Bildschirme
」
と、たしなめて、
「そんなひまが あったら ちと べんきょうなさい。むかし、すがわらのみちざね と いう えらいかたは、七つのとき りっぱな うたを おつくりに なりました。千菊さまも、おうたでも おつくりなさい。」
「うたを つくるより、雪なげの ほうが、おもしろいわい。」
「いけません。大きくなって、ごてんに あがっても、うたが つくれないようでは はじを かきます。」
それをきくと、一休さんは きゅうに まじめに なって、
「ばあや、その みちざねの つくった うたは、どんな うた だい。」
と、ききました。
「うるわしき べにの いろなる うめのはな
わこが かおにも つけべかりけり
と、いうのです。うめの花を みて おうたいに なったのです。」
うばが いうと、一休さんは、ちょいと、おどけた かおをして、
「そんな うたなら、いくらでも つくれらあ。」
「まあ、千菊さまに できますかしら。」
「できるよ。ばあや、おどろくな。」
一休さんは、これは どうだい、といいながら、
ふる雪が おしろいならば 手にといて
おくろの かおに つけべかりける
と、すらすら、と、うたいました。