Japanische Klassiker mit Furigana
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いっきゅうさん
一休さん
五十公野 清一
Lesen Sie 一休さん (いっきゅうさん) von 五十公野 清一 (いずみのせいいち) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N5. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N5 · Einstieg · moderne Kanji und Kana · 40.517 Zeichen · 82 Bildschirme
一休さんは、
「なん百にんでも いいから、おまえの しって いる こじきを みんな あつめて くれ。」
「なんですか、一休さん。」
「うえむら ないきの そうしきじゃ。」
一休さんは わけを はなして、
「あれは かねもちだから、うんと かねを もらって やるのだ。」
「それは おもしろいですね。では、さっそく あつめましょう。」
こじきの もくさんは、そこらじゅうの こじきを よびあつめ、京都じゅうの こじきを みな かりあつめました。
かぞえて みると 三百五十五にん あつまりました。
「さあ、それでは たのむ。」
一休さんは 三百五十五にんの こじきを ぞろぞろ つれて、とのさまの やしきに のりこみました。
いくら ともが おおいと いっても、三百五十五にんも くるとは おもいも かけなかった とのさまの やしきでは、びっくりして しまいましたが、かずを きめて やくそくしたわけでは ありませんから、しぶしぶ、三百五十五にんの こじきに、ぜに 一かんずつを はらいました。
一休さんは おかしさを かくして、しずかに いんどうを わたしました。
じひも せず、あくじも なさず しぬ ものは、ほとけも ほめず えんまも とがめず。