Japanisch lesen

Japanische Klassiker mit Furigana

ja-reading.com

Lesen Sie japanische Klassiker online mit Furigana. Filtern Sie nach JLPT-Niveau, tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung und übersetzen Sie einen Satz.

じけいろく

自警録

新渡戸 稲造

Lesen Sie 自警録 (じけいろく) von 新渡戸 稲造 (にとべいなぞう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 168.224 Zeichen · 328 Bildschirme

Aozora Bunko

人をいさむる法はこの二つなり。その人の気質によりていさめの法かわるべし。直諫するこそ本意なれども、正直に強く諫めても聞く人の耳にさからいて受け用いざれば益なし。名君賢者ならでは直諫によろしき人は稀なり。よのつねの人ならば諷諫すべし、諷諫をよくして人のよく聞き入れたるためし多し。是いさめのよき手だてなり。いさめの道を知らで辞をあらくして人にさからい、みだりにいえば人怒りて必ず聞きいれず。人に益なくしてわが身のわざわいとなる。ことにわが親に直諫して腹立たしめ、親よろこばざれば親子の中うとくなる。大なる不幸なり。親をいさむるには法あり。

易に曰『納レ約自レ』、まどは明らかなるところなり。たとえば家の内にある人に外より物を言い入るるに、壁越にいえば聞こえず、よりいえば聞こゆ。諫めを言うも亦かくの如し。いかなる愚なる人も、必ずいずくにぞ片はしに道理開けて明らかなる所あり、或いは好む所の欲あり。その所をよく見つけて言い入るれば聞き入れやすし。この諫めようのよきこと古もさるためし多し。ふさがりたる処を知らずして、いかに忠をつくして諫むとも、聞き用いざれば益なし」