Classici giapponesi con furigana
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チベットりょこうき
チベット旅行記
河口 慧海
Leggi チベット旅行記 (チベットりょこうき) di 河口 慧海 (かわぐちえかい) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 531.520 caratteri · 1042 schermate
猜忌の眼
そこで駅場よりは少し離れてどこか良い草のたくさんある所を見付けてその辺に泊り込みますので、そういう訳ですからこの西北原地では駅場などへは泊らなかったのであります。ちょうどこの夜私は感じました。もはやタズンという所から二十六里ばかりもこちらへ来て居るからあの無頼漢に追い付かれて捕えられる気遣いはないが、あの時は随分危なかった。あの男が急に眼でも覚しそれと気が付いて告発したならばその告発のために大きな金が得られるのであるからきっと自分を追ったに違いないが、いい塩梅に酒のために前後を忘れて一両日は夢中で過したものと見えるとこう想像していささか安心致しました。例のごとく文典の講義と仏教上の話が終りますと、私を非常に疑って居る僧侶、自分が学者として任じて居る僧侶はどこまでも私を
猜忌の眼 で睨んで居るので突然私に向い、あなたはインドに行って来たというがインドにはサラット・チャンドラ・ダースかつてチベット探検を試みたという人がある。その人に会って来たろうなとこういって尋ねたです。それは私のチベット語の師匠ですから知って居るどころの話ではないけれども、そういう人はどこに居るのか、インドは三億も人の居る所であるからなかなかチベットのような具合にどこにどういう人が居るというてどんな名高い人でも尋ねることは出来ない、それは