Classici giapponesi con furigana
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チベットりょこうき
チベット旅行記
河口 慧海
Leggi チベット旅行記 (チベットりょこうき) di 河口 慧海 (かわぐちえかい) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 531.520 caratteri · 1042 schermate
両国の親交
恐らく英領インド政府の教唆でチベット政府と合戦をするような事はあるまいと私は信じて居る。
しかしいつまでも合戦をせずに居るということはあるいは出来んかも知れんけれども、今の時に合戦をするのはごく損なのです。たといネパール政府が世間の観察家に観察されたごとく、チベット政府に最後の決心即ち合戦をしようということを申し込んだにしても、それは一時外交上の政略であって、実際やらんのがネパール政府のために大いに執るべき事であるです。で、チベット人はネパール人に対してそんなに悪感情を懐いて居らぬ。また非常に恐れても居らぬ。ただ少しくチベット人の恐るる点は、兵卒がますます多くなるのみかその兵卒が非常に勇敢な者であるという点について、かかる国が我が国へ攻めて来た時分にはどうしようかというて甚だ恐れを懐いて居る。
両国の親交 チベット政府そのものはなるべくネパール政府の歓心を買うようにして居る。既にネパール国王がチベットの一切蔵経を欲しいというところから、その国のある県の知事スッバ・ハルカマンを、数年前にチベットへその経典を内密に買いにやりました。するとそのスッバ・ハルカマンという人は随分利かぬ気の人で「ネパール国王から命令を受けて来たのであるからよく拵えろ」