Classici giapponesi con furigana
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チベットりょこうき
チベット旅行記
河口 慧海
Leggi チベット旅行記 (チベットりょこうき) di 河口 慧海 (かわぐちえかい) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 531.520 caratteri · 1042 schermate
市民の石供養
この時ガンデン・チー・リンボチェ即ち私の師匠である方は、そのチー・リンボチェの法服を着けて法王と共に天蓋付の絹の大傘の下にしずしずと歩んで来られたが、この方が出られた時分には先のネーチュンなる神下しを嘲って居った僧侶も、真に敬意を表して静まり返って居る。私などもいかにも善い如来のごとく思われてありがたく感じました。即ちこのお方が主任者となりその秘剣を放って、シナ皇帝陛下の悪運を払ってしまうという訳になるのでございます。
市民の石供養 これで投秘剣会は終ったのでございますがその終りの式は翌朝挙げるのです。ところがここに妙な習慣がある。僧侶なりあるいはラサの市民なりが石を買うて、一つあるいは二つ位ずつ背負うて東南のキーチュ河畔に持って行くです。この日そこへ石を持って行って置いて来ると自分の罪障が消えるという信仰からこういうことをやるのです。その石は山の方の人民が割出して持って来るので、一つ十銭とか二十銭という割合で売るのです。
これは大変善い事なんで、つまり夏季に当ってキーチュ川が洪水のために溢れ出しますと、ラサ府はそれがために大損害を受けることになります。