Classici giapponesi con furigana
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チベットりょこうき
チベット旅行記
河口 慧海
Leggi チベット旅行記 (チベットりょこうき) di 河口 慧海 (かわぐちえかい) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 531.520 caratteri · 1042 schermate
博士の階級
どちらか負けると大いに鯨波の声を作って笑い立てることがある。その笑いようは、ホホ、ホ、ホホホウと三切に声を次第に張上げて行く。そういうふうに二、三人声を揃えて笑い出すと、数千人の僧侶も一度に呻り出して堂内も裂けんばかりの声を挙げるですから、その問答に臨むところのラマは容易な事ではない。
博士の階級 年々このモンラムの間に三大学から十六人ずつ選抜してラハ・ランバのゲーセー(特別の博士号)になる。即ちラサ府のモンラムの時に得たところの博士という意味で、博士の中でも最も名誉ある博士である。その問答試験に応ずる者は三大学中でも屈指の学僧が選ばれて出るので、普通の僧侶はもちろん出られない。この後チョエン・ジョェの時分にまた十六人選抜する。これは第二流の学僧が出るので、これをツォー・ランバというて居る。そのほかにその寺々で許される博士もある。
これにも二通りあって一つをドー・ランバといい、一つをリンシーという。このドー・ランバの中にはなかなかの学者があって、時によるとラハ・ランバよりもなお立派な学者があります。いきなり名誉高きラハ・ランバになろうとすると金が沢山かかる。