Classici giapponesi con furigana
ja-reading.com
Leggi i classici giapponesi online con furigana. Filtra per livello JLPT, tocca una parola per il significato e traduci una frase.
チベットりょこうき
チベット旅行記
河口 慧海
Leggi チベット旅行記 (チベットりょこうき) di 河口 慧海 (かわぐちえかい) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 531.520 caratteri · 1042 schermate
黒白の石粒と坊主貝
です。もっとも羊毛とかバタを売ります時分には金を取って売ることもあるので、その金は大抵インドの銀貨であるです。それからその勘定の仕方がチベット人のは非常に面倒なものであって、筆算も珠算もないのであります。数珠を持っての勘定で、ちょっと二と五とを合わせる時分にも、まず二の珠を数えて置いて、次に五の珠を数え、そうして二と五とを合わせ終ったところでもう一度それを珠一つずつ数え始めて七になったということが分るのです。そういう都合でなかなか数えるに暇が掛るが、全くそれが普通の遣り方で、もし我々が分り切った加減乗除の勘定をすぐにやって見せますと彼らは決して承諾しないです。どれほど言って見てもまず自分の数珠を取り出して、それからぼつぼつと勘定を始めて、我々が一秒時間も掛らない勘定に一時間余りも掛るというような始末。ですからチベット人と少し沢山に商いをする時分には非常に困る。なお錯雑な勘定になりますと
黒白の石粒と坊主貝 白い石粒と黒い石粒とそれから細い竹屑のような物を持っておりまして、まず白い石粒が十になりますと黒い石粒一つに繰り上げ、黒い石粒が十になりますと竹屑のような物に繰り上げ、それから竹屑が十本になりますと白い坊主貝のような物に繰り上げ、それが十になりますとチベット銀貨に繰り上げます。