Classici giapponesi con furigana
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チベットりょこうき
チベット旅行記
河口 慧海
Leggi チベット旅行記 (チベットりょこうき) di 河口 慧海 (かわぐちえかい) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 531.520 caratteri · 1042 schermate
シナは文殊菩薩の国
その信仰力が強いからして余程巧みに未来記に合わした説でも、保守的観念に富んで居るチベット国民一般の信用を得るということは困難である。同時に一般国民はチベットの政府部内で確実なる脳髄を持って居らるる誰それは、チベットに対する露政府の処置についてよからぬ感じを持って居るということを伝え聞くです。チベットにはもちろん新聞紙はないけれども、そういう事はじきに隅から隅まで伝わって行く。
で僧侶のごときも、そういう着実なる考えを持って居る人の手下に付く者が大変に多く、そしてシャーターというような投人気の仕事をする人に対しては非常に悪感情を懐いて居る。殊に大学の僧侶、壮士坊主に至ってはなお非常に憎んで居る。また憎む訳がある。テンゲーリンのテーモ・リンボチェを殺すようになったのも、シャーターから起ったというような関係があるからです。シャーターのやる事といえば善悪に拘わらず僧侶はまず反対の気味である。
それからまた長官宰相のシャーターは例の神下し、気狂い坊主のようなネーチュンを好んで法王に薦め、ネーチュンもまた権威ある者の気に入るような事ばかりいって居ますが、僧侶の少し学識ある者がこのネーチュンに対して、彼は気狂いである、彼は爛酔漢である、国家を害する腐敗の動機であるとこういって、いつも蔭では悪口ではない、怨む程にいって