Classici giapponesi con furigana
ja-reading.com
Leggi i classici giapponesi online con furigana. Filtra per livello JLPT, tocca una parola per il significato e traduci una frase.
チベットりょこうき
チベット旅行記
河口 慧海
Leggi チベット旅行記 (チベットりょこうき) di 河口 慧海 (かわぐちえかい) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 531.520 caratteri · 1042 schermate
第六十九回 法王に召さる
素人療治の奏功
第六十九回 法王に召さる
素人療治の奏功 それから私が、チベットのお医者さんは違えた骨をもとのところへ入れる事を知らないのかと言いますと、そんなうまい事が出来るものかと言って居るです。それでは仕方がないから私が一つ癒してやろうかとこう言ったところが、治りますかと言う訳。いや治らん事はない、じきに治るからと言って、それからその子のそばへ行って他の人にその子の頭と左の手をつかまえさせて置いて、右の手をひっつかまえ、訳なくもとの所へ納めてやりました。で少し筋肉が腫れて居るからそこへ針をしてやりましたが、果たしてすぐ治ったです。それから大分に評判になって病人がどしどしやって来ることになった。
こりゃ困った。こんなに病人に来られちゃあ本業が出来ない。それに薬もないからと言うて断って見たところが、チベット人は断れば断る程余計出て来る。匿せば匿す程余計に見たいというような訳で、もう手を合わさぬばかりにして頼みに来るものですからどうもしようがない。ラサのシナ人の天和堂という薬舗へ行って薬を買うて来て病気に対する相当の薬を遣りますと、先方の信仰力が強いので治るのか、薬がうまく病気にあてはまったのか、私も少しは漢方医の事は聞き囓って居るものですから、それでまあどうにか自分の知って居る範囲内で薬を盛ってやりますと不思議に病人が