Classici giapponesi con furigana
ja-reading.com
Leggi i classici giapponesi online con furigana. Filtra per livello JLPT, tocca una parola per il significato e traduci una frase.
チベットりょこうき
チベット旅行記
河口 慧海
Leggi チベット旅行記 (チベットりょこうき) di 河口 慧海 (かわぐちえかい) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 531.520 caratteri · 1042 schermate
皮肉の拷問
そうですから容易に迯げることも出来ずその石牢の中で苦しんで居るので、折々この世の日影を見るような事が出来ると、必ず打ち叩かれるか恐ろしい拷問に遇わされるそうです。その拷問の仕方はどうであったかその当時の有様を見ることが出来なかったから知らんけれども、聞いただけでもぞっとする程の拷問である。
皮肉の拷問 その拷問の仕方は、まず割竹を指の肉と爪の間に刺し込んで爪を剥して、そうしてまた肉と皮との間へ割竹を刺すのです。それは十本の指とも順々にやられるので実に血の涙を流して居るけれども、ノルプー・チェリンは、これは自分の仕業であって決してテーモ・リンボチェ即ち自分の主人の命令でやった訳でないと強情を張ったそうです。ところがいやそうではあるまい、主人の吩付でしたのであろうと非常に責めても肯かなかったという。
既にテーモ・リンボチェが在世の時分に、その苦しみを受くる事をよくご承知になって居るものですから、全く自分が吩付たのである、彼は私の命令を奉じてやったのであるから彼に罪がないといわれたという。それでテーモ・リンボチェは執事に向って「おれはもうこうこういって白状したからお前もその通り白状しろ」