Classici giapponesi con furigana
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チベットりょこうき
チベット旅行記
河口 慧海
Leggi チベット旅行記 (チベットりょこうき) di 河口 慧海 (かわぐちえかい) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 531.520 caratteri · 1042 schermate
で道々感じつつ一首の歌が出ました。
咲きそむる花にちりゆく花にやよ
あはれくみしれ露たもつ身は
それで帰って来て前大蔵大臣に遇って、一体今日はかくかくの者を見て大いに可哀そうに思って帰ったが、ありゃ一体どういうものかと尋ねたら「さあどうも気の毒なことでございます。実に威勢熾んな時分には空飛ぶ鳥も落ちる位のもので誰も指一本差して見る者もなかったが、今日はああいう事になって誠に気の毒だ。殊にテーモ・リンボチェという方について世人がいろいろ悪口をいうている。いや女を拵えたの、こういう悪事を働いて居ったなぞというて居る人もあるけれども、私は実に自分ながら女を拵える位の罪悪人であるから、人の罪悪を見ることには実に鋭い。よく分るです。けれどもテーモ・リンボチェに対しては一つの欠点を打つべき所もなかったのであります。誠にその戒行は清浄であって人を憫み救わるる点においても実に感心の至りであった。ただ付添うて居る家来が悪かったためにあんな事になったので、決して決してあの方の意見から出たことでないということはよく分って居る。世人に対してそんな話は出来ないけれども内実はそうである」