Classici giapponesi con furigana
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チベットりょこうき
チベット旅行記
河口 慧海
Leggi チベット旅行記 (チベットりょこうき) di 河口 慧海 (かわぐちえかい) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 531.520 caratteri · 1042 schermate
その塩はなかなか尊い
奇々妙々の薬
伝手があればまず貰えるといったようなもので、其塩は貴族と僧官の主なるものに分たれる。もっとも大なる檀越とかあるいは殊更に関係ある大商業家などは幾分か貰えるです。なぜその塩が尊いかというと、ラマのありがたい汁がその塩に吸い込まれて居るからそれで尊いという。此塩は薬にもなるとかで、風邪をひいた時などあるいはその他の病気の時分は、その塩を呑み湯でも飲みますとじきに治ると申して居りますがいかにも妙な薬です。その薬といえば一つ思い出しましたがチベットには
奇々妙々の薬 がある。その薬の本来を知った者は恐らくチベット人を除く外誰も飲むことが出来ぬだろうと思います。それはチベット法王あるいは第二の法王というような高等なるラマ達の大便は決して棄てない。また小便も決して棄てない。大小便共に天下の大必要物である。その大便は乾かしていろいろな薬の粉を混ぜて、そうして法王あるいは高等ラマの小便でそれを捏ねて丸薬に拵え、その上へ金箔を塗るとかまた赤く塗るとかして薬に用いますので、この薬にツァ・チェン・ノルプー(宝玉)という奇態な名を付けます。
それは決して売り出すのではない。