Classici giapponesi con furigana
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チベットりょこうき
チベット旅行記
河口 慧海
Leggi チベット旅行記 (チベットりょこうき) di 河口 慧海 (かわぐちえかい) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 531.520 caratteri · 1042 schermate
破戒僧の表裏
それからまた何でもない寺の規則とかいうような事を一生懸命に喧しゅういうて守って居る。とかく小さな事にばかり拘泥して、いや着物の着方はこういう風にやらないではならんとか、あるいは物の言い方はこうだとか喧しく言うて、それを守るのが道徳を積んだかのように思って居る。それからまた堂とかあるいは塔へでも参詣した時、もしその堂または塔を右へ廻らずに左廻りをして行くともう大罪を犯したかのように喧しゅう言うですから、人を殺すほどの悪い男でもやはり堂や塔のあるところへ行きますと、必ず右廻りをして決して左からは行かない。
ちょっとした石瓦のような仏様の破片でもあると必ず右へ指して廻って行く。それは決して悪い事ではない。これには因縁があります。なれども、しかしそんな小さな事に非常に注意するに拘らず、人の小僧を夜中担げて往ってからして破戒な事を行うて平気で居るというその真意が分らない。朦昧といってよいか馬鹿といってよいか。いわゆるこれが顛倒衆生といって全く逆まな行いをして居る者であろうと思われる。
チベットの一休和尚 これについて面白い話がある。ちょうど日本の一休和尚のような方がチベットにもあって、その人の名をズク・ニョンというて居るです。