Classici giapponesi con furigana
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チベットりょこうき
チベット旅行記
河口 慧海
Leggi チベット旅行記 (チベットりょこうき) di 河口 慧海 (かわぐちえかい) in giapponese con furigana. JLPT N2. Tocca una parola per il significato.
N2 · avanzato · kanji e kana moderni · 531.520 caratteri · 1042 schermate
どうもそういう所に入ったのは極楽世界の蓮華の中に入ったよりか身体の上からいうと結構に感じました。そこでその夜は何かの話をしてそのまま過しましたが翌日も身体の療養ということでやはり泊って居りました。その翌日もまた泊って居ったです。その間にいろいろ道筋の話を聞いて見ますとこれから半日ばかり馬で行くとキャンチュ(野馬川)という川がある。その川はなかなか大きな川でブラマプトラに注いで居る。その川を渡るには渡る場所があってうっかり渡ると水に持って行かれてしまうという話である。ですからその川を渡る便宜も得なくちゃあならん。
ところでもはや二日ばかり療養して大分に身体も快くなりましたから、翌日は発足したいと思ったけれども明後日すなわち十三日でないとその便宜を得られないということであったからそこで休んで居ることになったです。ところがちょうど十二日の晩ですがそこに居る四、五軒の遊牧民が私に請うて説教をしてくれということがあった。それは私の居る主人のラマが私をもって誠に尊いラマであるからこのラマの教えを聞くことが必要であるというて外の人に説き勧めたものですから、沢山なといったところで三十名ばかりの人ですがその人たちに対してその夜は説教しました。