후리가나로 읽는 일본 고전
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さんごくし
三国志(八)
吉川 英治
吉川 英治의 三国志(八)(さんごくし)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N1. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N1 · 고급 · 신자체·신가나 · 195,604자 · 391화면
三国志
中原を指して
一
中原を指して
一
蜀の大軍は、陽(陝西省・県、漢中の西)まで進んで出た。ここまで来た時、
「魏は関西の精兵を以て、長安(陝西省・西安)に布陣し、大本営をそこにおいた」
という情報が的確になった。
いわゆる天下の嶮、蜀の桟道をこえて、ここまで出てくるだけでも、軍馬は一応疲れる。孔明は、※(「さんずい+眄のつくり」、第4水準2-78-28)陽に着くと、
「ここには、亡き馬超の墳がある。いまわが蜀軍の北伐に遭うて、地下白骨の自己を嘆じ、なつかしくも思っているだろう。祭を営んでやるがよい」
と、馬岱を祭主に命じ、あわせてその期間に、兵馬を休ませていた。
一日、魏延が説いた。
「丞相。それがしに、五千騎おかし下さい。こんなことをしている間に、長安を潰滅してみせます」
「策に依ってはだが……?」
「ここと長安の間は、長駆すれば十日で達する距離です。もしお許しあれば、秦嶺を越え、子午谷を渡り、虚を衝いて、敵を混乱に陥れ、彼の糧食を焼き払いましょう。――丞相は斜谷から進まれ、咸陽へ伸びて出られたら、魏の夏侯楙などは、一鼓して破り得るものと信じますが」
「いかんなあ」
孔明は取り上げない。