후리가나로 읽는 일본 고전
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さんごくし
三国志(八)
吉川 英治
吉川 英治의 三国志(八)(さんごくし)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N1. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N1 · 고급 · 신자체·신가나 · 195,604자 · 391화면
二度祁山に出づ
一
「よし、この上は、自身指揮して踏みやぶるまでのことだ」
二度祁山に出づ
一
漢中滞陣の一ヵ年のうちに、孔明は軍の機構からその整備や兵器にまで、大改善を加えていた。
たとえば突撃や速度の必要には、散騎隊武騎隊を新たに編制して、馬に練達した将校をその部に配属し、また従来、弩弓手として位置も活用も低かったものを、新たに孔明が発明した偉力ある新武器を加えて、独立した一部隊をつくり、この部将を「連弩士」とよんだ。
連弩というのは、まったく彼が発明した新鋭器で、鉄箭八寸ほどの短い矢が、一弩を放つと、十矢ずつ飛ぶのである。
また大連弩は、飛槍弦ともいい、これは一槍よく鉄甲も透し、五人掛りで弦を引いて放つ。べつに、石弾を撃つ石弩もある。
輜重には、木牛流馬と称する、特殊な運輸車が考案され、兵の鉄帽(鉄かぶと)から鎧にいたるまで改良された。
そのほか、孔明の智嚢から出たと後世に伝わっている武器は数かぎりなくあるが、何よりも大きなものは、彼によってなされた兵学の進歩である。八陣の法そのほか、従来の孫呉や六韜にも著しい新味が顕わされ、それは後代の戦争様相にも劃期的な変革をもたらした。