후리가나로 읽는 일본 고전
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さんごくし
三国志(八)
吉川 英治
吉川 英治의 三国志(八)(さんごくし)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N1. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N1 · 고급 · 신자체·신가나 · 195,604자 · 391화면
二
と、命じた。
二将は唖然とした。いや哀しみ顫いた。――敵は実数四十万という大軍、わずか二千騎でどうして喰い止められよう。死にに行けというのと同じであると思った。
二
孔明のむごい命令に、ふたりとも悴然としたまま、その無慈悲をうらんでいるかのような容子なので孔明は自分の言にまた説明を加えた。
「この頃、天文を観ていると、太陰畢星に濃密な雨気がある。おそらくここ十年来の大雨がこの月中にあるのではないかと考えられる。魏軍何十万騎、剣門関をうかがうも、陳倉道の隘路、途上の幾難所、加うるにその大雨にあえば、とうてい、軍馬をすすめ得るものではない。――故に、われは敢えてその困難に当る要はない。まず汝らの軽兵をさし向けておいて、後、彼の疲労困憊を見すましてからいちどに大軍をおしすすめて伐つ。予も、やがて漢中へ行くであろう」
そう聞くと、王平も張嶷も、
「お疑いして申し訳ありません。では、即刻これから」と勇躍して、陳倉道へいそいだ。そして彼らは軽兵二千をもって、高地を選び長雨の凌ぎを考慮し、かつ一ヵ月余の食糧を持って滞陣していた。
魏の四十万騎は、曹真を大司馬征西大都督にいただき、司馬懿は大将軍副都督に、また劉曄を軍師として壮観極まる大進軍をつづけて来た。