후리가나로 읽는 일본 고전
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さんごくし
三国志(八)
吉川 英治
吉川 英治의 三国志(八)(さんごくし)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N1. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N1 · 고급 · 신자체·신가나 · 195,604자 · 391화면
二
二
「関興にも似気ないではないか」と、馬岱はかえってその言を嗤い、
「――まだ一戦もせぬうちから敵に気を呑まれてどうするか。ともあれ明日は一戦して、彼の実力のほどを試みてみよう。評議はその上のことでいい」
と、励ました。
しかし翌日の合戦には、反対に蜀軍のほうがさんざんに敵の軍に試されたり翻弄されてしまった。
その敗因は、何といっても、※(「鬼」の「丿/田」に代えて「義-我」、第3水準1-90-28)軍の持っている鉄車隊の威力だった。その機動力の前には、軍の武勇もまったく歯が立たない。
騎馬戦や歩兵戦では絶対に優勢だったが、※(「鬼」の「丿/田」に代えて「義-我」、第3水準1-90-28)軍は負け色立つと見るや鉄の針鼠を無数に繰り出して縦横に血の軌をえがき、むらがる蜀兵を轢き殺しつつ、車窓から連弩を射放って、敵中無碍に走り廻るのであった。
そのときの越吉元帥は、手に鉄槌をひっさげ、腰に宝の弓をかけ、悍馬をとばして陣頭にあらわれ、※(「鬼」の「丿/田」に代えて「義-我」、第3水準1-90-28)の射撃隊は弓をならべて黒の矢を宙も晦くなるほど射つづけてくる。