일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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めいきょくけっていばん

名曲決定盤

野村 あらえびす

野村 あらえびす의 名曲決定盤(めいきょくけっていばん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 344,837자 · 680화면

아오조라 문고

コルトーは必ずしもテクニシアンではないと野村光一氏は言う。それは本当かも知れない。単純なテクニシアンに、ショパンやシューマンが、そんな具合に弾ける道理はないからである。コルトーの演奏はテクニック以上だ。このすばらしい表現は、優れた芸術家の全人格と、聡明さと、そして優れた気稟との賜物でなくてなんであろう。

コルトーは新たなる驚異を齎したのである。私どものかつて聴いたショパンは、あまりにも脆弱で甘美であった。それは病的でなければ稚拙で粗笨であった。しかしコルトーは違う。健康で優美で、線がくっきりと通って、時々豪壮でさえある。そのタッチは鮮麗だし、その旋律は言いようもなく美しい。理解と技巧と趣味と、三拍子揃った演奏でなければこれは望まれない。

コルトーは若い時、指揮者として立つのが希望であった。十九世紀の末頃、当時世界を風靡したワグネリアンの運動に加わり、大志を抱いてドイツに遊んだことさえあったのである。コルトーが二十世紀の初頭ピアニストとしてより、むしろ指揮者として雄飛したことは、むしろ当然のことで、理論家として、幾種の音楽研究論文を発表しているのもまた偶然ではない。