후리가나로 읽는 일본 고전
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めいきょくけっていばん
名曲決定盤
野村 あらえびす
野村 あらえびす의 名曲決定盤(めいきょくけっていばん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 344,837자 · 680화면
オペラの指揮者
物故せる指揮者
アルトゥール・ニキシュ
アルトゥール・ニキシュ
序文において既に書いたが、近代の指揮法の端を開いた人として極めて重要な指揮者であるニキシュについては、近衛秀麿子の『シェーネベルク日記』などになかなか面白いいろいろなことが書かれてある。
専門の指揮者として一家をなした人はハンス・フォン・ビューローに次いではこの人くらいで、非常に偉い人であっただけに、たくさんの逸話を残している。ブラームスが自作の曲をニキシュに指揮されるのを、特に喜んだのは有名なはなしで、彼の『第四交響曲』は褒貶区々な曲であったのを、ニキシュの指揮によって俄然その真価を人に知られたと言われている。
彼の人となりは含蓄の多い床しい感じを人に与えるが、真摯な静かな性格の反面には常に愛すべきユーモアがあったということである。
彼の指揮は、作曲者の予想した最上のものを表現したばかりでなく、しばしばそれ以上のものに到達した。彼以前の指揮は全く指揮者の主観というものは考慮に入れられず、ただ作曲者の指示を忠実に生かすことばかり専念したのであるが、彼に到って初めて作品を一つの素材とし、これを指揮することによって自分の主観の上に新しい芸術を創造することが出来たのである。