후리가나로 읽는 일본 고전
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めいきょくけっていばん
名曲決定盤
野村 あらえびす
野村 あらえびす의 名曲決定盤(めいきょくけっていばん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 344,837자 · 680화면
シュワルツ Joseph Schwarz
近代の男性歌手のうち本当の美声というものは、テナーのタマニヨとジーリ、バリトンのシュワルツなどであろう。シャリアピンは美声家であると共に劇的な技巧において優り、カルーソーは美声ではあったが、むしろ大きな声が一世を驚かした。
シュワルツは技巧的にも優れた人であるが、その声の美しさは、今日盛んに唄っている人気者のシュルスヌスなどの比ではない。もっと声の質が緻密で、清澄で、表現が自由で、宏大な荘厳な感じをさえ与えるものがあったのである。
欧州戦後、疲弊し切ったドイツで、大統領よりも高給を受けていたのは、シュワルツであったと伝えられている。その頃のシュワルツの人気と魅力とは、全く大したものであったに違いない。
大正十二年の秋、シュワルツ日本来遊の話が決り、帝劇はその日取りまで内定していたが、あの大震災のために、ピアニストのホフマン同様、来遊が中止になってしまった。それだけならいいが、間もなくシュワルツは、四十幾歳の若さで、病んで伯林に長逝し、シュワルツの良さを知っているほどの日本の好楽者を失望させたものだ。
シュワルツのレコードは電気以前のドイツ・グラモフォンに、片面で二十七、八枚、ソプラノのドゥックスと一緒に歌ったのを加えて、三十五、六面入っていたが、その後(一九二五年)、ドイツ・ポリドールで両面十五枚になり