일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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めいきょくけっていばん

名曲決定盤

野村 あらえびす

野村 あらえびす의 名曲決定盤(めいきょくけっていばん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 344,837자 · 680화면

아오조라 문고

世の中には、おのずから定まる声価がある。作曲者の中には、生前極めて薄倖で、死後巨名を博するシューベルトのごとき天才はないではないが、演奏家に至っては、生前全く知られずして、死後有名になったという例は、――蓄音機発達の絶頂においても――まずあり得ないことである。

アーティストの評価は、奇を衒うことを避けて、有識者、具眼者の説に聴従しても大した間違いはあるまいと思う。贔屓贔屓は別だ。が、第一流人はおのずから第一流人の貫禄があり、場末の小屋の芸人には、歌舞伎の大舞台は踏ませるわけに行かない。

私はこの書において、第一流人のレコードを紹介するに止めようと思った。しかし、それではあまりに偏狭になる惧れがあったので、かりに範囲を第二流のアーティストまで引き下げ、芸術家として存在価値の高い人は、なるべく網羅することに努めた。しかし、読者の迷いを防ぐために第三流人は採ることを中止した。厳格な意味から言えば、少しでも下手な人のレコードは聴く必要はない。妥協も遠慮も、レコードの上では全く無用なことだ。なるべくは第一流のアーティストの演奏に限り、第一流人にない曲目だけを、第二流人のレコードで補う程度でありたい。