후리가나로 읽는 일본 고전
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みやもとむさし
宮本武蔵(五)
吉川 英治
吉川 英治의 宮本武蔵(五)(みやもとむさし)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 508,883자 · 1017화면
「気の弱いことをいうな。盛衰はこの世の常だ」
と、誰か呶鳴るようにこっちへ向っていう。また、べつな一団が、
「来ない奴は来ないにしておけばいいじゃないか。道場を閉じたからには、めいめい自活の道を考える奴もあろう。将来の損得を思慮する人間もあるだろう。当り前なことだ。――その中で、あくまで、意地と義気に生きようとする遺弟だけがここにおのずと集まるのだ」
「百の二百のという人数はかえって邪魔になる。討つべき相手はたった一人ではないか」
「アハハハ。誰かまた、強がっているわい。蓮華王院の時はどうした。そこにいる連中、あの折、居合せながら、みすみす武蔵の姿を見送っていたのじゃないか」
叡山、一乗寺山、如意ヶ岳、すぐ背後の山は皆、まだ動かない雲の懐に深く眠っている。
ここは俗称藪之郷下り松、一乗寺址の田舎道と山道の追分で、辻は三つ股にわかれている。
朝の月を貫いてひょろ長い一本松が傘枝をひろげていた。一乗寺山の裾野地ともいえる山の真下なので、道はすべて傾斜している上に石ころが多く、雨降りの時は流れになる水のない河の跡が幾すじも露出している。
下り松を中心に、吉岡道場の面々は、月夜蟹のようにさっきからその辺りを占めて、