후리가나로 읽는 일본 고전
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みやもとむさし
宮本武蔵(五)
吉川 英治
吉川 英治의 宮本武蔵(五)(みやもとむさし)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 508,883자 · 1017화면
十一
「本性で仰っしゃるのか」
「――勿論」
と、自分の抱負をいうのになんの遠慮があろうという態度の小次郎であった。
「せっかく、先生はわしへ印可を下すったが、今日においてすら、この小次郎の腕はもう先生以上のものになっていると、わしは自ら信じているのだ。それに中条流という流名も田舎びて、将来ある若い者には、かえって邪げになる。兄弟子の弥五郎が、一刀流を立てたのだから、わしも一流を立てて、行く末は、巌流と称えるつもりだ。……源八、そういうわしの抱負だから、そんな物は、この身に不要だ。国許へ持って帰って、お寺の過去帳とでも一緒にしまっておくがいい」
十一
謙譲などというものは、毛ほどもない言葉つきなのである。なんという思い上がった――高慢な男だろうか。
源八は、憎む眼で、小次郎のうすい唇を、じっとねめつけていた。
「――だがのう源八、草薙家の遺族たちへは、よろしくいってください。いずれ、東国へ下った折には、お訪ねするがと」
終りのことばは、こうていねいにいって、小次郎は、にやりと笑う。
高慢な者が意識していうていねいめいた言葉ほど、嫌味で小憎いものはない。源八はむかむかして、亡師に対するその不遜を詰問ってやろうと思ったが、