후리가나로 읽는 일본 고전
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みやもとむさし
宮本武蔵(五)
吉川 英治
吉川 英治의 宮本武蔵(五)(みやもとむさし)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 508,883자 · 1017화면
四
意趣ではございませぬぞ。敗けるにしても、あれではただの土民がねじ伏せられただけのものでござります。折角、巡り会うた貴方のようなお方から、なにも得ずに過ぎては、それこそ口惜しい限りでございます。わしは、それを伜に叱って連れて参りました。――どうぞわしの願いをかなえて試合ってやって下されい。お願い申しまする」
いい終ると、老母は、武蔵の踵を拝むように、また、大地へ両手をつかえていた。
四
武蔵は黙って降りて来た。そして道傍の老母の手を取って、牛の背へ押しもどし、
「権どの、手綱を持て、歩きながら話そう。――試合うか、試合わぬかは、わしも歩きながら考えるとして」
と、いった。
次に彼は、黙々と、その背を母子の者に向けて歩いて行く。話しながら歩こうといったのに、その沈黙は変らない。
武蔵が何を迷っているか、権之助にはその肚が酌めないのである。疑いの眼を彼の背へ光らしている。そして一歩でも距つまいとするもののように、遅い牛の脚を叱咤しながら尾いて行った。
嫌というか。
応か。
牛の背の老母もまだ不安そうな顔に見えた。そして、十町か二十町も高原の道を歩いたかと思う頃、先に歩いていた武蔵が、