후리가나로 읽는 일본 고전
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がくせいものがたり
楽聖物語
野村 あらえびす
野村 あらえびす의 楽聖物語(がくせいものがたり)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 193,667자 · 381화면
ワインガルトナーの「第七」は充分美しいが、優麗に過ぎてやや物足りない。
「第八シンフォニー=へ長調作品九三」は、コンセルトヘボウをマスターする、テレフンケンのメンゲルベルクの老巧さを第一とするだろう。適度の情熱と、そして行届いた注意と、盛り上げていく感興と、――まことに心憎き出来栄である(四三六〇一―三)。それから、やや古い吹込みではあるが、コロムビアのワインガルトナーも捨て難い名盤である。
「第九シンフォニー(合唱)ニ短調作品一二五」は、ベートーヴェンの幾百の作品中の最高峰であり、何人も打たれずにはおられない名篇であるが、レコードは案外多くはなく、七、八年前に出たウィーン・フィルハーモニーの管弦団と、ウィーン国立歌劇場合唱団を指揮したワインガルトナーのコロムビア・レコードを凌ぐものがまだ現れない。この演奏はあまりにも瑰麗であり、ワインガルトナー風に隠健であるが、その代り渾然たる完璧の出来で、この精神的内容の熾烈な曲を、きわめて優雅なクライマックスに導いていく手際は非凡である。聴いていて、これほど美しい「第九」はほかにあり得ない(J八三七一―八)。合唱者独唱者も第一流で、わけてもバリトンのマイヤーが傑出する。