일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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ふくおうじでん

福翁自伝

福沢 諭吉

福沢 諭吉의 福翁自伝(ふくおうじでん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 209,912자 · 402화면

아오조라 문고

英学の友を求む

直に拝借を願うて、英蘭対訳の字書を手に請取て、通学生の居る部屋があるから其処で暫く見て、夫れから懐中の風呂敷を出してその字書を包で帰ろうとすると、ソレはならぬ、此処で見るならば許して苦しくないが、家に持帰ることは出来ませぬと、その係の者が云う。こりゃ仕方がない、鉄砲洲から九段阪下まで毎日字引を引きに行くと云うことは迚も間に合ぬ話だ。ソレも漸く入門してたった一日行た切で断念。

扨如何したら宜かろうかと考えた。所で段々横浜に行く商人がある。何か英蘭対訳の字書はないかと頼んで置た所が、ホルトロツプと云う英蘭対訳発音付の辞書一部二冊物がある。誠に小さな字引だけれども価五両と云う。夫れから私は奥平の藩に歎願して買取て貰て、サアもう是れで宜しい、この字引さえあればもう先生は要らないと、自力研究の念を固くして、唯その字引と首引で、毎日毎夜独り勉強、又或は英文の書を蘭語に飜訳して見て、英文に慣れる事ばかり心掛けて居ました。

英学の友を求むそこで自分の一身は爾う定めた所で、是れは如何しても朋友がなくてはならぬ。私が自分で不便利を感ずる通りに、今の蘭学者は悉く不便を感じて居るに違いない。