일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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ふくおうじでん

福翁自伝

福沢 諭吉

福沢 諭吉의 福翁自伝(ふくおうじでん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 209,912자 · 402화면

아오조라 문고

忠臣義士の浮薄を厭う

動もすれば酒を飲んで婦人に戯れ、肉慾を以て無上の快楽事として居るように見える。家の内外に妾などを飼うて、多妻の罪を犯しながら恥かしいとも思わず、その悪事を隠そうともせずに横風な顔をして居るのは、一方に西洋文明の新事業を行い、他の一方には和漢の旧醜体を学ぶものと云わねばならぬ。ダカラ外の事を差置てこの一点に就て見れば、何だか一段下た下等人種のように見える。是れも世の中の流俗として遠方から眺めて居れば左まで憎らしくもなく又咎めようとも思わぬ、時に往来して用事も語り談笑妨げなけれども、扨いよ/\この人種の仲間になって一つ竈の飯を喰い本当に親しく近くなろうと云うには、何処となく穢ないように汚れたように思われてツイ嫌になる。是れは私の潔癖とでも云うようなもので、全体を申せば度量の狭いのでしょうが、何分にも生れつきの性質とあれば仕方がない。

忠臣義士の浮薄を厭う第三、幕末に勤王佐幕の二派が東西に立分れて居るその時に、私は唯古来の門閥制度が嫌い、鎖国攘夷が嫌いばかりで、固より幕府に感服せぬのみか、コンな政府は潰して仕舞うが宜いと不断気焔を吐て居たが、左ればとて勤王連の様を見れば、鎖攘論は幕府に較べて一段も二段も劇しいから、固よりコンな連中に心を寄せる筈はない。